日蓮宗 東京西部教化センター
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◎ 編 集 後 記 ◎

 「教化情報」第2号をお届けします。季刊と名うってスタートした本誌ですが、年三回も出せれば上等と考えていただけに順調に秋号が出せることをセンター員一同我ながら意外に思いながら喜んでおります。といっても創刊号の反応もさほど多く寄せられたわけでもなく、内輪の空回りにならないよう皆様の御意見、御助言を乞う次第です。
 今回は、脳死・臓器移植問題やターミナルケア、葬儀の在り方など、現代の「生死」を巡る諸問題がテーマとなりました。こうした問題は、私達僧侶の側から積極的に取り組んでいった問題というよりも、社会の側から生死の専門家であるべき僧侶に突きつけられた問題であるといっていいでしょう。いわば、生死の意味という宗教的テーマを、杜会問題として爼上に乗せざるおえない時代状況があるのです。脳死・臓器移植問題については宗教者の中でも見解は様々ですが、事が「生とは何か」「死とは何か」という本質的な問いかけを含む以上、臓器移植法成立で幕が下ろせるわけでもありません。三年後の移植法の見直しも射程に入れ、現代が一体どういう時代なのかという認議も含め、論議を尽くす絶好の機会といえるでしょう。次回の京浜教区教研会議では、この脳死・臓器移植問題がテーマとなります。「教化情報」でも生命を巡る諸問題として継続して取り上げていく予定です。
 また今回より、石川教張先生による宗定回向文の現代語訳を連載していきます。石川先生の宗定回向文現代語訳は、二月に行った東京西部教師研修会「回向の心得と作法」において、参考資料として幾つか訳して頂きましたが、今後順次訳を進めて頂き、全宗定回向文現代語訳としてまとめる予定です。今号は「お会式」回向文ですので、お会式に使って頂くよう大急ぎで他の記事も編集し、印刷に廻しました。校正間違いなどあるかもしれませんがご容赦ください。
 東京西部教化センターでは、毎月定例会の中で各センター員がテーマを持ち寄っての勉強会を続けており、この「教化情報」誌はその成果を載せる場としても、また文書伝道のトレーニングの場としても活用していく予定です。情報誌としてはまだまだ内容に幅がないか思いますが、皆様のご協力も得てより一層充実するようセンター員一同心掛けて行きたいと思いますので、宜しくお願いいたします。
(事務局)



教化情報 第2号
発行日 平成九年十月十三日
発行数 500部
発 行 日蓮宗東京西部教化センター
発行人 西部教化センター長 小高 悠紀
    〒181-0002 東京都三鷹市牟礼 2-2-17(真福寺内)
    電話 0422-43-8460  FAX 0422-48-2785
事務局 〒192-0051 東京都八王子市元本郷町 1-1-9(善龍寺内)
    電話 0426-22-4338  FAX 0426-27-7227
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