日蓮宗 現代宗教研究所
Nichiren Buddhism Modern Religious Institute
| 所報第36号:319頁〜 |
平成14年度現代宗教研究所事業計画案 |
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平成十三年度現代宗教研究所事業報告
1、教化研究会議
=cd=70b5第三四回中央教化研究会議
期 日 平成十三年九月六日(木)・七日(金)
会 場 千葉県安房郡清澄寺研修会館
宿 泊 同 右
参加人数 一〇四名
開催趣旨
@中央教化研究会議は、広く法華経教化について論議し、具体的方策を樹立することを目的に開催されます。
A中央教化研究会議は、各管区の教区教研運営委員を中心として、教区・管区での教化活動の現状を話し合い、お題目総弘通運動推進に係わる諸問題を検討致します。
B各部会での討議を通して、教学の現代化、教育
問題、社会問題等に取り組み、問題の把握、解決、教材資料の作成をめざします。
C論談を通して、日蓮一門、地涌の菩薩としての意識をたかめます。
統一テーマ
「誓願」〜日蓮聖人は何を祈られたのか〜
全 体 会
=cd=70b5特別講演
「日蓮聖人は何を祈られたのか」
北川前肇(立正大学教授)
部 会
第一現代教学部会
「日蓮聖人の祈り〜〈天下万民諸乗一仏乗と成て…〉〜を考える」
第二現代教化部会
「お題目総弘通運動十八年の点検」
第三現代教育部会
「〈信徒から僧侶へ〉―法器養成は信行指導から―」
第四現代社会問題部会
「〈宗門の機構改革リストラクチュア〉〜変容する現代社会に対応する伝道宗門として更に内容の充実を図るために〜」
開催方式
@部会制により会議を行なう。
A参加者は、部会説明要旨・参考資料(「現代宗教研究」日蓮宗宗務院発行)などをもとに一部会を選ぶ。
B参加者は、会議資料・参考資料などをもとに準備をすすめる。
C会議において討議されたものは、教区教研会議の資料や今後の教化に役立てられるようにまとめる。
D各教区教研会議における成果の発表として、教区・管区並びに教化センターで作成された教箋等の教化資料を会期中展示室を設けて展示し、教化情報コーナーで宣伝する。尚、各寺院で発行のものは、各管区(教化センター)に委託して展示する。
日 程
第一日目 九月六日(木)
受 付 一二時〇〇分〜一三時〇〇分
開 会 式 一三時〇〇分〜一三時二〇分
特 別 講 演 一三時二〇分〜一五時二〇分
部会別討議 一五時二〇分〜一八時〇〇分
懇 親 会 一八時三〇分〜一九時三〇分
入 浴 二〇時〇〇分〜二二時〇〇分
就 寝 二二時
第二日目 九月七日(金)
起 床 四時三〇分
暁 天 遙 拝 四時三〇分〜 五時三〇分
朝 勤 五時三〇分〜 六時三〇分
朝 食 六時三〇分〜 七時〇〇分
部会別討議 八時〇〇分〜一〇時三〇分
全 体 会 議 一〇時四〇分〜一一時四〇分
閉 会 式 一一時四〇分〜一二時〇〇分
解 散 一二時〇〇分
バ ス 出 発 一二時一五分
参 加 者
宗務所長より推挙委嘱された教区教研運営委員、或いは各部会に関心があり継続して取り組める教師(管区二名原則)。女性教師も積極的にご参加ください。
=cd=70b6教区教化研究会議
十教区にて開催した。開催日時・テーマは次の通りである。
●第二五回中四国教区教化研究会議
六月二〇日〜二一日 徳島県徳島市東急インにて開催
主題設定「迫る正当 さらなる誓願行の実践」
研究主題「宗教者によるこども達(子・親・家庭・地域)へのアプローチ〜布教教化の現代的意義を探る〜」
基調講演 影山教俊(現宗研主任)
第一・第二分散会
●第二一回九州教区教化研究会議
六月二一日〜二二日 宮崎県宮崎市ホテルプラザ宮崎にて開催
基調講演「新興宗教について」
影山教俊(現宗研主任)
第一分科会「コンピューターネットワークについて」
第二分科会「新興宗教の実態」
第三分科会「師弟教育について」
●第三一回近畿教区教化研究会議
七月一〇日 大阪府堺市リーガロイヤルホテル堺にて開催
統一テーマ「お題目総弘通運動を推進しよう」
本年度テーマ「若者の集まる寺づくり(青年会結成のノウハウ)」
討議形式「ワークショップ」
「青年会活動の事例とワークショップ説明」
神 仁(全国青少年教化協議会)
●第二五回北海道教区教化研究会議
八月三〇日 北海道札幌市ホテルサンルートニュー札幌にて開催
テーマ「青少年問題を考える」
基調講演「青少年問題から布教教化の現実的意義を探る」 影山教俊(現宗研前主任)
「青少年の心〜青少年の事件から〜」
豊島 真(札幌カウンセリングセンター所長)
●第二五回中部教区教化研究会議
十月二五日 愛知県蒲郡市市民会館にて開催
テーマ「伝える……伝えていますか、今」
基調講演「伝える」田端義宏(護法伝道部長)
第一〜第五分散会
●第二〇回東北教区教化研究会議
十一月一九日〜二〇日 秋田県秋田市キャッスルホテルにて開催
テーマ「み仏の子を育てるために」
講 演「子育てと子どものこころについて考える」渡部公容(立正大学講師)
分散会
●第二六回京浜教区教化研究会議
十一月一九日 東京都墨田区春慶寺にて開催
テーマ「情報化時代の中で『伝える』を考える」
基調講演@「ネットワーク社会の現状と展望」
古瀬幸広(情報学者)
基調講演A「ITは布教をどう変えるか」
田島辨正(埼玉県圓受院住職)
第一分科会 「IT布教をどう進めるか」
問題提起田島辨正(埼玉県圓受院住職)
第二分科会 「IT布教をどう始めるか」
問題提起小倉孝昭(秋田県久城寺住職)
第三分科会 「ITばかりが布教じゃない」
問題提起西尾貫之(東京都法泉院住職)
●第十八回北陸教区教化研究会議
十一月二七日 新潟県新潟市ワシントンホテルにて開催
基調講演「部落差別問題の現状と宗教者に望むもの」
高橋健作(部落開放同盟新潟県連副委員長)
第一部会 教化伝道部会(福井ブロック)
「青少年教化活動や、児童育成における寺院の役割」神 仁
第二部会 社会問題部会(富山・石川ブロック)「二一世紀の布教活動に於ける人権問題について」前田幸廣
●第二六回山静教区教化研究会議
平成十四年二月二五日 山梨県甲府市紫玉苑にて開催
テーマ「新時代における心の豊かさを考える」
基調講演「一妙三秘による心所平安」
伊藤瑞叡(立正大学教授)
●第十九回千葉県四管区教化研究会議
平成十四年二月二五日 千葉県山武郡サンライズ九十九里にて開催
テーマ「『誓願』〜我らは今何をはすべきは」
第一部講演「新宗教の教化の現状」
中井本秀(現宗研研究員)
第二部講演「お題目総弘通運動一八年の点検」
伊藤立教(現宗研主任)
●第九回北関東教化研究会議
平成十四年三月二五日〜二六日
テーマ「現代苦に取り組む」
―家族すら崩壊する現状に直面して―
基調講演「崩壊する現代家族 その゛蘇生=cd=ba39に向けての我々の教化」―二一世紀の新しい家族モデルの創造のために―
貫名英俊(静岡県常泉寺住職)
対談・分散会
2、研究・調査活動
=cd=70b5左記の各プロジェクトチームにおいて、それぞれ調査・研究を進めた。
●新宗教研究プロジェクト(中濃教篤顧問、伊藤立教・貫名英舜・早坂鳳城各嘱託、中井本秀・灘上智生各研究員、楠山泰道)
日蓮正宗の講組織から派生した顕正会の研究と資料を収集した。「カルトの定義」を研究した。
●日蓮宗医療問題研究会(蟹江一肇顧問、柴田寛彦・奥田正叡・古河良晧・山口裕光・渡部公容各嘱託、今田忠彰)
平成十四年二月一九・二〇・二一日、東京都中央区ホテル浦島に於て、平成十三年度ビハーラ講座を開催した。
●青少年問題研究プロジェクト(影山教俊・龍澤泰孝各嘱託、小澤惠修・灘上智生各研究員)
青少年問題の資料を収集し、報告書を作成した。
●デジタルプロジェクト(小倉孝昭・岩本泰寛各嘱託、遠藤了暉研究員、成田東吾・酒巻寛友・鈴木大道)
宗門情報のデジタル化を研究し、現宗研ホームページ作成を担当した。
平成十三年一〇月二三日、十四年二月六日、ホームページ実践講座を現宗研会議室で行った。
●女性教師研究プロジェクト(影山教俊嘱託・大島豊扇・山田妙眞・伊藤美妙・影山妙=cd=62b6・亀井妙禮・舘岡妙宝・高橋妙朋)全教師中の二割を占める女性教師の活動について討議した。
L研究講座・教化学研究集会・研究懇談会を開催した。
●二月十五日、第三五回教化学研究集会を東京都大田区池上本門寺朗子会館にて開催した。
「布教教化における女性教師・寺庭婦人の役割について」出席者、大島豊扇・伊藤美妙・池浦妙静・亀井妙禮・山田妙眞・舘岡妙宝・野澤朋世・高橋妙朋・齊藤妙誓・影山妙=cd=62b6
●三月二九日、教団論研究セミナー公開講座を東京都大田区池上本門寺朗子会館にて開催した。
「インターネットの中の神々―21世紀の宗教空間―」生駒孝彰(龍谷大学教授)
●五月二四日、第二回教化学研究発表大会を東京都
大田区池上会館にて開催した。
「葬儀の現状を通して、お寺離れの実情を追う」
灘上智生(現宗研研究員)
「日蓮仏教の包括性と排他性〜宗教間対話へ向けた基礎作業として〜」中井本秀(現宗研研究員)
「法器養成・宗教教育とは何か」
影山教俊(現宗研主任)
「伝日遠『千代見草』に聞くビハーラ活動の理念と実践」柴田寛彦(現宗研嘱託)
「伝道と交流」河村孝照
「永遠の生命の感触U」龍澤泰孝(現宗研嘱託)
「『六巻抄』の構造と問題点(2)」
早坂鳳城(現宗研嘱託)
「日蓮仏教の現代科学への会通」
齊藤朋久(現宗研嘱託)
「〈法の華〉の宗教行為の何が問われたか」
貫名英舜(現宗研嘱託)
「綱脇龍妙上人とビハーラ活動」
奥田正叡(現宗研嘱託)
「活きた僧侶や寺を作ろう」
蟹江一肇(現宗研顧問)
「開宗七五〇年の総括とその後の教化」
伊藤立教(現宗研嘱託)
「S師の手紙から考える」
三原正資(現宗研嘱託)
=cd=70b8研究発表
第五四回日蓮宗教学発表大会にて研究発表を行った。
「律蔵経典群に見られる耆婆の治療法」
影山教俊(現宗研嘱託)
「日蓮聖人の書簡にみる教化学−その1−」
小澤惠修(現宗研研究員)
「近世信濃国における日蓮教団の展開―信濃国の不受不施について(2)―」
作田光照(現宗研所員)
「堅樹日寛の戒壇論」早坂鳳城(現宗研嘱託)
「法華経と宮沢賢治の『春と修羅』(3)」
三原正資(現宗研嘱託)
「仏教とハンセン病」奥田正叡(現宗研嘱託)
「四十五字法体段を現代科学から考える」
齊藤朋久(現宗研嘱託)
N研究例会
●本年度は公開講座を開催し、研究例会を兼ねた。
第7回公開講座 七月三一日
「創価学会・公明党・小泉政権について」
乙骨正生(フリージャーナリスト)
第8回公開講座 八月二八日
「海外のビハーラ活動」―死を迎える現場での僧侶の活動―今井真行(日蓮宗国際開教室主任)
平井智親(ハワイ日蓮宗別院副主任)
第9回公開講座 九月二八日
「仏典に見られるインド医学について 」
クリシュナ・U・K(東洋伝承医学研究所副所長)
第10回公開講座 一〇月二九日
「ヨーガの修行法について」
木村慧心(宗教法人理想教代表役員)
第11回公開講座 十一月二九日
「神秘体験の諸相」
正木 晃(白鳳女子短期大学助教授)
=cd=70ba 教団論研究セミナーを公開講座とし、懇談会を開いた。
第一二回セミナー 二月五日
「イスラム『原理主義』の誤解をただす―仏教者の視点と役割」元中央大学法学部長 真田芳憲教授
3、出版・資料収集
=cd=70b5「現代宗教研究」第三六号を編集し、全教師に配付した。
=cd=70b6教団史研究資料の一つとして、各種資料より「平成十二年日蓮宗年表」を作成し、全教師に配布した。
L伝道教団プロジェクトで実施した佐渡調査の小冊子を作成、配布した。
=cd=70b8第二回教化学研究発表大会の発表をまとめ、小冊子を作成し全教師に配布した。
N公開講座の講演内容を冊子にし、全教師に配布した。
=cd=70ba教団論研究セミナーの講演内容を冊子にし、全教師に配布した。
P青少年問題研究プロジェクトでの研究内容を冊子にし、全教師に配布した。
=cd=70b8新宗教関係資料を収集し、保管した。
N各種伝道教化に関する資料を収集し、保管した。
=cd=70ba伝道・教化・研究に必要な図書を購入した。
P今年度購入・寄贈図書のコンピュータ管理のための蔵書整理とデータ作成を行った。
Q布教・教化・伝道に関するビデオを購入し、保管した。
4、研究交流・会議
=cd=70b5四月二六日、第十五回「教化センター連絡会議」を開催した。会議では、各センター発行の布教・教化・伝道資料の交換が行われるとともに、センター運営に関する問題点と各センター間の交流推進について話し合われた。
=cd=70b6六月二九日、東京都文京区真言宗豊山派宗務所で、真言宗豊山派総合研究所主催による「第二一回各宗派教化関係研究機関連絡協議会」を開催した。今回は、「社会浄化のこころみ〜〈戒〉の精神を現代社会にどのようにいちづけていくか〜」をテーマに各教団の取り組み方や基本姿勢などを発表し、意見交換を行い、各教団の掲げる教化の方策が現代社会に本当に応えているかまた、その成果をもたらしているかについて具体的な話し合いが行われた。また、各教団・研究所発行の関係資料を交換し、研究交流を深めた。
L顧問会議・嘱託会議・研究員会議を開催し、研究所並びに研究のあり方などについて討議し、内容の充実に努めた。
=cd=70b8教区・管区主催の各種研究会議・研究会などに出席した。
平成十四年度現代宗教研究所事業計画案
1、教化研究会議
=cd=70b5第三五回中央教化研究会議
●期日九月上旬一泊二日
●会場未定
●管区教研運営委員や関心のある教師の参加
●運営会議を開き、内容を協議し、企画・運営などの要綱を決定する。会議資料を作成する。
=cd=70b6教区教化研究会議の開催運営
●全教区にての開催運営。
●中央教研との関連を踏まえ、各教区・管区で教化の現場に関連するテーマを企画し、教化の充実を図る。
●管区運営委員と協議し、地域の独自性を加味し、企画・準備・運営に取り組む。
2、研究部門
=cd=70b5日蓮教学の現代化。中央教研や教化学研究発表大会の成果を踏まえ、研究員を中心に教学の現代化について研究を行う。
=cd=70b6教化学研究。教化学研究集会を開催し、教化のあり方、現代教化の方策を研究しまとめる。また研究発表を通じて、中央教研と教区教研との交流をはかる。
L日蓮主義研究。法華経・日蓮聖人・教団論研究セミナーを開催し、現代の諸問題と教学・教化について研究をすすめる。
=cd=70b8研究例会。研究員各自のテーマをそれぞれの立脚点として、研究を継続し、成果を発表する。
N新宗教研究。法華系新興教団を中心に、研究を行う。
=cd=70ba教団史研究。明治以降の近代日蓮教団史を中心として、他教団との関わりについて研究する。
P現宗研のホームページを作成し、新たな布教伝道方法を研究する。
Q「仏教各宗教化関係研究機関連絡協議会」への参加。
3、調査部門
=cd=70b5お題目総弘通運動三期十八年間の点検をおこない、今後の信仰運動策定の資料とする。
=cd=70b6イスラームについて研究する。
4、資料部門
=cd=70b5日蓮宗教化センターの設置を目指すとともに、各教区教化センター等との連絡会議を開き、教化研究・布教資料などの交換を図り、収集に努める。
=cd=70b6図書を購入し、コンピュータにより蔵書を管理する。
L伝道・教化・研究等に関するビデオの購入・保管。
=cd=70b8各種教化資料を収集し、保管する。
N創価学会など法華系教団に関する資料を収集し、保管する。
=cd=70ba「現代宗教研究」第三七号の発行。
P平成十三年日蓮宗年表の発行。
Q教化シリーズの発行。
5、会議
=cd=70b5教化センター連絡会議を開催し、各教化センター間の交流、情報交換などを行う。
=cd=70b6教区教化研究会議連絡会議を開催し、各教区の教研運営委員とともに各教区教研間の協力と調整を図り、一層の充実を目指す。
L顧問会議・嘱託会議・研究員会議の開催。
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