いわゆる「イスラム原理主義」が国際情勢に大きな影響を与えている、といわれていますが、その考え方の基本といわれるイスラム教(イスラーム)のことをよく知らず、誤解しているところもあるのではないでしょうか。
イスラム法の研究者でイスラム神学に造詣の深い元中央大学法学部長真田芳憲教授は、イスラム原理主義はキリスト教の用語で、正しくは「イスラム復興主義」と呼ぶべき、と主張しています。イスラム社会の基本三要素タウヒード・シャリーア・ウンマを仏教の三宝帰依で理解できるとし、私たちは仏教の縁起観から現在の国際情勢に貢献できる、とも主張しています。
法華経信仰者でもある真田教授が、テロと報復に対して異体同心などの平和で寛容な仏教精神で働きかけるべき、と訴える講演を、日蓮宗現代宗教研究所教団論研究セミナー(公開講座)として開きます。立教開宗750年ご正当の年に、日蓮宗として立正安国世界平和に貢献する道を探りましょう。