日蓮宗 現代宗教研究所
Nichiren Buddhism Modern Religious Institute
講讃表白文(第三会)
明らかなること日月に過ぎんや、浄きこと蓮華にまさるべきや。法華経は日月と蓮華となり、ゆえに妙法蓮華経と名づく。日蓮大聖人また日月と蓮華の如くなり。
于時(とき)に 建長五年太歳癸丑(みずのとうし)、千光山の頂きに、身の浮雲を晴らす大日輪輝く時、鷲の高峰(たかね)の御教(みおしえ)を、顛倒の衆生に弘めんと、南無妙法蓮華経の御題日を唱え、午の時、清澄寺の持仏堂に於いて、要当説真実の法門を顕示せられしは、正法弘通の始めなり。
乃(すなわ)ち宗祖御自ら日蓮と名のりて、妙(たえ)の誓願(ちかい)に活(い)きせまり、本化不滅の慈光を以て、濁世末法の幽冥を照らし、苦海に没在せし吾等を救わんが為、久遠本仏の大願を紹継し、立教開宗を宣言せらる。
大いなる哉、南無本化上行高祖日蓮大菩薩。
方今(まさにいま)、我等立教開宗七百五十年の嘉辰を迎えるに、御書禮講の勝会を修し奉りて仏祖廣大の慈願に応えんと欲す。
仰ぎ願わくは、本化大士、我等が赤誠を領納し、威神の力を現じて加被を垂れ、一天四海皆帰妙法の本願(もとがん)をば成就せしめ給わんことを。
南無妙法蓮華経
維 時 平成十四年四月二十八日
日蓮宗管長 大僧正 藤 井 日 光
稽首和南
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